食べ残し実例...その後

おはようございます。

食べ残し実例について、最後です。

ここまで、実例・考察とお話してきました。

食べ物を大切にするということを知ってもらうため、子供自身に食べ残しを捨てさせる、ということを行い、子供が自分で真剣に考える様子や悲しい気持ちを感じている様子が見られました。


ではその後、ご飯を残すことはなくなったのか?

翌日の変化について、お話しします。


①朝ごはん:いつもパンの耳を残しがちでしたが、保育園に行く前まで、できる限り食べようとしている様子が見られました。

②晩ごはん:夕食終わりにヨーグルトを食べるのが習慣。いつもはご飯を残してヨーグルトを食べたがっていましたが、『ヨーグルトを食べ終わったらご飯食べるからね』と言い、本当にヨーグルトを食べた後、晩ごはんをきれいに食べてくれていました。


結果として、以前よりも残さず食べよう、という意識が子供から見られるようになりました。

もちろん、なんでもかんでも残さないように、子供に無理をして食べさせる、というわけではなく、

子供と一緒に食べる量を相談しながら、食べ物の大切さについても理解してもらえるようにしていけたらいいなと思います。


今回のことは、私にとっても子供にとっても良い経験になったなぁと感じます。


親に言われたことをただやるようにする のではなく

子供が自分自身で経験したことを基に、自分の頭で考え、行動を変えたことはとても意義のあることだと思います。


親(私)にとっては、子供に学ぶきっかけを与え、子供が自分の力で学んでくれたことで、子供の力を信じていいんだなと感じる機会となりました。

そして毎日「ご飯を残さず食べなさい!!」と言う労力もかけずに済むこととなるでしょう。笑


最後にもう一つ大切なこと。

今回子供に起こった①と②の変化を見逃さず、親(私)が子供に「残さず食べたんだね。嬉しいな」と正の注目をすること。


こうすることで、親子間の信頼も深まり、結果的に適切な行動が増えていくとされています。


今回、子供が自分の力で行動を変える手助けができたことは、私にとってもとても嬉しく、今後の糧となる経験になりました。



【参考文献】

マンガでよくわかるアドラー流子育て / 宮本秀明[著] 岩井俊憲[監修]

正の注目の部分について参考にさせていただきました。後日また改めて紹介させていただきます。


読んでいただき、ありがとうございました。


Growing 子ども時代がつらかった女性のための情報発信所

実家がしんどい、親がしんどい。 でも、こんなこと誰にも言えない。 たくさんの辛さを経験しながら、誰にもそれをわかってもらえないと感じながら、必死で生きている女性たち。 そんなみなさんの心が、少しでも楽になるような場所になりたいと思っています。

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