I'm proud of you.
I'm proud of you.
誇りに思う、という言葉。私はこの言葉がとても好きです。
ネイティブに使う意味合いと、日本で使う「誇りに思う」は若干意味が違うようなのですが、私が指しているのは日本語的な「誇りに思う」です。
思い返せば、私は母にずっと、I'm proud of you. を言ってほしかったんだなと思います。
だからこそ、成績だって誰にも負けないようにがんばったし、留学だって、コンクールだって、精一杯だった。結果を出せば、I'm proud of you. と言ってもらえるから。
だけど、本当は結果を出さなくても I'm proud of you. と言ってほしかったのです。
私の存在を、存在自体を、誇りに思うよと言ってほしかったのです。
自己肯定感が育まれずに育った母は、いつの頃からか私が出す結果が、自分の価値を上げるものだと感じているようでした。
私は、母の価値を下げないためにも、私が出す結果を下げるわけにはいかなかったのです。
でも本当は
母はそのままで価値があったのです。
そして私も、そのままで価値があったのです。
それに気づくのに、すごく時間がかかりました。恐らく母は未だに気づいていないことでしょう。
あなたの存在が、私の誇り。
そういう気持ちを、私は子どもたちに精一杯伝えていきたいなって、そう思うのでした。
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