つらい場所にいる人が、ほんの少しでも楽になるようなことがしたい。
こんにちは。
こそだて寺子屋ふんわりこのあかねです。
先日の友田明美先生のプロフェッショナルもとてもよかったのですが、
予告で気になっていた、脚本家・坂元裕二さんのプロフェッショナル。
すっかり失念して月曜日に観ることができなかったのですが、再放送で観ることができました。
こちらもとてもよかったので、感想を。
坂元裕二さんといえば、「東京ラブストーリー」「mother」「カルテット」「最高の離婚」など、様々な有名作品を手掛けられています。
番組の中で、心に刺さった言葉。
「10元気な人が100元気になるための作品はたくさんあるけど、マイナスにいる人がせめてゼロになる。そこを目指している。」
坂元さんはドラマ「mother」で、育児放棄をテーマにされています。
これも、ご自身にお子さんが生まれ、育児をする中で
時に声を荒げたり、子どもに対してネガティブな感情を持ったりした経験から生まれた作品だそうです。
「mother」の中で、母親の虐待のシーンが放送されたとき、視聴者からは母親に対しての非難の声が多く上がったそうです。しかし坂元さんは
「虐待は否定するべきことだけど、何も知らず簡単にあの女性(母親)を否定することはできない」と思われました。
そしてすでに出来上がっていた8話目の脚本を白紙に戻し、母親の人生を描くことにした。
その後視聴者からは「他人事でないと感じた」と共感の声が多く寄せられたそうです。
坂元さんの作品には、「生きづらさ」を抱えた人に寄り添う言葉が沢山溢れています。
ネガティブな事柄を否定することは簡単だけれども、
そうならざるを得なかった状況、背景を考えて寄り添うこと。
それができなければ、つらい人は救われないし、その先にも何も生まれません。
私も、つらい人がほんの少しでも楽になるような活動をしていきたいなと、思っています。
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大変ありがたいことに、いろいろな方から背中を押していただき、思いが一つ形になりそうです。
皆さんにお知らせできる状況になりましたら、またお伝えさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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